アフガンの混迷ますます加速

びーがたらよーん

2021年08月29日 04:31

タリバンと日本政府の交渉難航 
自衛隊機などパキスタンで当面待機へ
8/28(土) 毎日新聞



カブールの空港の外で起きた爆発
による煙=2021年8月26日、AP

政府は27日、日本人1人をアフガニスタンの
首都カブールの国際空港で航空自衛隊の輸送
機に乗せ、隣国パキスタンに移送した。また
政府関係者は、米国の要請を受けて、アフガ
ン人14人を自衛隊機で退避させたことを明ら
かにした。自衛隊機による退避活動で外国人
を移送するのは初めて。現地には少数の日本
人のほか、大使館の現地スタッフらの多くが
残っているとみられるが、31日の米軍の撤収
期限は迫っており、退避活動は一層困難となる。

【飛行機のそば走り…】
首都カブールの空港、大混乱



共同通信によると、退避した日本人はカブール
在住で、現地で自営業を営みながら共同通信
カブール通信員を務める安井浩美さん(57)=
京都府出身。また、政府関係者によると、26日
には自衛隊機でアフガン人14人を移送した。

外務省によると、アフガンには即時の退避を
希望しなかったごく少数の日本人が残ってい
るという。

政府は大使館、国際協力機構(JICA)の現地
スタッフら、日本の現地活動に参加した外国
人も退避対象者とし、「最大500人程度」と
想定。23日にC130輸送機2機とC2輸送機1機、
24日に政府専用機1機の派遣を決定した。だが、
アフガンの実権を掌握したイスラム主義組織
タリバンはアフガン国民の出国を禁止する方針
を打ち出しており、日本政府とタリバンとの
交渉は難航。外国人の退避対象者が空港にた
どり着くのは困難な情勢が続いている。26日
には空港近くで自爆テロが発生。自衛隊法が
定める自衛隊の派遣要件の「安全な実施」を
満たすのも難しくなっている。

政府は米軍が28日から撤収作業に入ることから、
27日を事実上の自衛隊の活動期限とみていた。
28日以降も現地に退避対象者が残ったため、
現地に派遣した自衛隊輸送機と政府専用機計
4機はパキスタンで当面待機させ、移送の機会
をうかがう方針だが、見通しは立っていない。

政府は15日にタリバンがカブールを制圧した
ことを受け、17日に大使館の日本人職員12人
を英軍機でアラブ首長国連邦(UAE)に退避
させている。

自衛隊機による在外邦人らの退避活動は今回
で5回目。過去4回はイラク、アルジェリア、
バングラデシュ、南スーダンで行われたが、
移送したのは日本人だけだった。



輸送したというのは

共同通信の記者ではなく

現地通信員だってえ!

しかも57になる

雑貨店自営のおばさん?

NHKラジオの

昼のいこい風に推察すれば

♪ 古関裕二のほのぼの音楽が

流れる中 ナレーションの声

北海道苫小牧に住む酪農業

高橋通信員によれば今の春

生まれた子牛が親子ともども

元気で成長しているそうです。

今年もまた生まれると期待

しているそうです。早く

生まれるといいですね。

さてカブールで雑貨店を

営むA子通信員からはタリバンの

混迷から逃げて飛行機で

アフガンからパキスタンに

輸送されたという話題です・・・

となるのかなあ

法整備が必要ですね。

日本国自衛隊

法治国家を謳うのであれば

日本大使館が出国した後、

アフガン国内に残った

日本人は6名のみ。

いずれも大使館の警告

にもかかわらず出国を拒否し、

敢えて居残った人達だ。

脱出を希望する日本人は、

大使館の撤退までに全て

出国したわけであり、

邦人保護という観点からは

何の問題も生じていない。

アフガン人の協力者というが

ほんとに助けるべき

ものがいたかどうか

推察してもしょうがない

ある意味内政問題

誰かを助けるために

誰かの命を簡単に犠牲に

してはならない。

自衛隊の命も大事だ!

今の憲法では

自衛隊は何も出来ない

法治国家をやめますか

自衛隊やめますか

バイデンはもしかして

日本人にいいアドバイス

をくれたのかもしれない。

大使館の方を責める

のはやめましょう。

人数としては限られており、

個人攻撃と同等ですよ。

外務省からの強硬な命令で

避難したのかもしれません。

大使館員の命も大切です。


アフガン混乱で勢力伸ばすIS 
過激派流入、テロ温床懸念
8/28(土) 毎日新聞



26日に発生した爆発の翌日、空港周辺を
警戒するイスラム主義組織タリバンの戦
闘員たち
=アフガニスタンの首都カブールで
2021年8月27日、AP

過激派組織「イスラム国」(IS)はこれまで、
世界各地で国家統治の混乱に乗じて勢力を伸ば
してきた。26日にアフガニスタンの首都カブー
ルの国際空港近くで起きた自爆テロは、系列の
「ISホラサン州」(IS―K)によるものと見ら
れ、改めて存在感を示した。アフガニスタンで
混乱が続けば各地から過激派が流入し、グロー
バルなテロの拠点や温床となりかねない。

米紙ニューヨーク・タイムズは27日、米当局
者の話として、爆発には約11キロの爆発物が
使われたと報じた。自爆攻撃用としては大き
いものだという。

爆発が起きた26日は、米当局が空港周辺で
「安全に対する脅威」が高まっていると警告
していたため、空港南東側の敷地入り口「アビー・
ゲート」以外の二つのゲートは閉鎖されていた。

「アビー・ゲート」では米兵らが警備し、空港
に通じる道に設けられた検問所では、イスラム
主義組織タリバンの司令官や戦闘員が警戒に当
たっていた。

同日午後5時48分(日本時間午後10時18分)、
「アビー・ゲート」から入ろうとする人々の
身体検査をしていた米兵の集団に男が接近。
男は服の下に爆発物を着け、身体検査直前に
起爆させたという。



米国の特別移民ビザ(査証)を手に空港に
入るための列に並んでいた男性は「自分の
足元が崩され、鼓膜が破れて聴覚を失った
かのように感じた」とロイター通信の取材
に語った。竜巻で巻き上げられたビニール
袋のように人の体や体の一部が宙に舞って
いたという。

イラクを拠点に活動を始めたISは、2003年
に始まったイラク戦争の任務を終えた米軍
が11年12月に撤収したのを機に勢力を伸ば
した。さらに、中東の民主化要求運動「アラ
ブの春」で内戦状態に陥った隣国シリアにも
進出。14年にはシリア北部の都市ラッカを
「首都」として両国にまたがる広大な地域
を実効支配する疑似国家を造り上げた。

この際、IS独自の過激思想に共感したイス
ラム教徒が世界中から支配地域に入って参
戦するケースが相次ぎ、中東、欧州、アフ
リカ、東南アジアなどから計4万人以上が加
わったとされる。

ただ、米国やロシアによる掃討作戦に加え、
極端なイスラム法解釈に基づいた支配が住民
の反発を招いたこともあり、イラクとシリア
での支配地域は15年から徐々に減少。最近は
ISが支配地域を失うなど、影響力の低下は顕
著だった。

一方、IS本体とは別に近年は各地で勢力を伸
ばす関連組織もある。モザンビーク北部では
IS系の過激派組織が17年から政府組織や市民
に襲撃を繰り返し、一部の都市を実効支配。
80万人以上が家を追われて避難し、犠牲者も
約3000人に上る。またブルキナファソ、マリ、
ニジェール3国の国境周辺では「大サハラの
イスラム国」(ISGS)が活動し、20年はISGS
関連の事件で2000人以上が死亡した。

ISは世界各地のテロや攻撃を「実績」として
宣伝し、過激派の求心力を保つ手法を取って
きた。世界的な注目を集めた今回の攻撃は、
ISにとって大きな得点と言える。また、アフ
ガンで統治が不安定になれば、ISへの共感者
が国際的に流入するリスクも高まる。

イスラム過激派に詳しい南アフリカ・フリー
ステート大のフセイン・ソロモン上級教授は、
アフガンでタリバンは多数派パシュトゥン人を
基盤としているのに対し、IS―Kはより原理
主義に基づくグループで、タリバンの支配が
覆ることはないと見る。その上で「米軍に打撃
を与えたIS―Kが(過激派の中で)有力な地位
を築き、勧誘が有利になる可能性がある」とし、
さらにタリバンと良好な関係にある中国や
ロシアにとっても脅威だと指摘する。



三すくみ状態か?

米軍はイスラム国に強い

タリバンは米国に強い

イスラム国はタリバンに強い

この国がテロの温床になる

ことは間違いない。

各部族が覇権あらそい

また胆汁が

五臓六腑をみたす

自己責任でいつまでまも

勝ってにしゃがれ


・・・